漢方薬で体調を調えの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
37歳女性
人工授精5回、体外受精を3回するも妊娠せず。
人工授精の時、1度妊娠したが、子宮外妊娠のため、片方の卵管切除。
子宮筋腫がある。
2年前より治療を始めて、最近は基礎体温は低温期が高く、36.7度近くあるため、低温期と高温期の差が少ない。
オリモノも少なくなってきている。
夏季休暇を利用して、体外受精をしようと思っているが、それまでに漢方薬で体調を調えたいとのこと。
仕事でのストレスがあることと、陰虚体質、子宮筋腫があることから、低温期は活血剤、高温期は気血双補剤を全周期、補陰剤、疏肝理気剤を服用頂いた。
1か月服用で、低温期と体温が下がったことで基礎体温が、2層になってきた。
排卵時のオリモノが増えた。
途中で目が覚めてたり、朝早く起きてしまっていたのが、ぐっすり眠れるようになってきた。
体調もよく、体基礎体温ともに改善されているので、同じ組み合わせでもう一ヶ月服用頂いた。
その周期で妊娠反応。
妊娠中でも飲めるものに切り替えて、漢方薬を継続して服用頂いています。
2ヶ月という短い期間での妊娠反応です。
良い結果が出た要因は、陰虚に傾いていた体質が補陰剤を服用することで、バランスが良くなったことと、疏肝理気剤で、リラックスでき、夜も眠れるようになったことなどで、ホルモンバランスに良く影響してくれたのではと思います。
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